令和4年度スローガン

雲 外 蒼 天

~to the next stage~

第38代 会長 

第39代会長

小柳 旭

雲外蒼天

令和四年度の八女商工会議所青年部の会長を務めさせていただきます小栁旭と申します。ここ二年程新型コロナウイルスにより、社会生活において様々な制限を受け、青年部活動はおろか普段の生活においても、従来どおりの生活ができなくなっており、満足のいく日常ではなくなっています。海外でも同様に新型コロナウイルスにより低迷しており、また、ロシアがウクライナに軍事侵攻するなど、世界は大変革期に突入しています。新型コロナウイルスについては未だ終息の兆しは見えず、ロシアの軍事侵攻についても、今これを書いている現在は終わる気配は見えていないし、他国での戦争ではありますが、原油価格の高騰につながったり、輸出入に制限がかかったりと、日本にも影響がでてきています。世の中悪いニュースをよく目にするようになってきました。そのような中、明るいニュースもあり、二0二0年の日本の税収はコロナ禍の中においても法人税や消費税の伸びを見せ、全体的に増収であったとのことでした。これは、コロナ禍の中において全体のGDPは下がっている中、各企業が工夫し、努力したことにより利益をあげることに成功したことが要因だと思われます。本年度のスローガンに掲げさせていただきました「雲外蒼天」とは文字の通りではございますが、雲の外には青空が広がっているという四字熟語です。困難や障害を乗り越えた先の未来は明るいということを意味しています。私たち八女商工会議所青年部は各々の事業所において第一線で活躍する人たちの集まりです。事業を行っていくうえで、困難や障害はつきまとうものです。その都度、私たちは考え、工夫し、決断をしていかなければなりません。困難にくじけない強い心があれば、仕事はもちろん人生においても大きな成果が上がり、幸せに暮らせるようになるのではないでしょうか。青年部活動においては、日頃体験できない経験をすることができます。知識を増やすことができます。知り合いを増やすことができます。こういった経験や知識、人脈なども、後にやってくる困難を乗り越えるのに役に立つかもしれません。いや、必ずそういうものがあるはずです。皆様一緒に青年部活動を通して様々な経験をし、楽しさを共有し、協力して困難を乗り越え、それぞれが成長し、明るく幸せな未来を手に入れましょう。八女商工会議所青年部の明るい未来を創っていくためには、会員の皆様のご協力が必要になります。何卒ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。一年間どうぞよろしくお願いいたします。